入力フィールド
スクリプトに渡す変数をGUIで定義します。
各フィールドはスクリプトの入力変数になります。GUIで設定した値が、コード内でinputs["フィールド名"]として使えます。
コードとフィールドの関係
Pybesでは、ユーザーがGUIで入力した値をスクリプトに渡す仕組みがあります。この仕組みの中心がinputsです。
基本の書き方
スクリプトの冒頭で入力値を読み込み、inputs["フィールド名"]で各フィールドの値を取得します。
import sys
import json
with open(sys.argv[1], encoding="utf-8") as f:
inputs = json.load(f)
# フィールド名を使って値を取得
folder = inputs["input_folder"]
name = inputs["user_name"]
値の型に注意
フィールドの値はすべて文字列としてコードに届きます。数値やチェックボックスを使う場合は、コード側で変換が必要です。
# すべての値は文字列で届く
count = int(inputs["count"]) # 数値に変換
price = float(inputs["price"]) # 小数に変換
flag = inputs["enabled"] == "true" # チェックボックス → True/False
date = inputs["target_date"] # "2026-04-12" 形式の文字列
| フィールドタイプ | 届く値の形式 | コードでの扱い方 |
|---|---|---|
| テキスト | ”山田太郎” | そのまま使える |
| 数値 | ”100” | int() や float() で変換 |
| ファイル / フォルダ | ”C:\Users…” | そのままパスとして使える |
| チェックボックス | ”true” / “false” | == “true” で比較 |
| 日付 | ”2026-04-12” | そのまま文字列として使える |
| ドロップダウン | ”選択肢のテキスト” | そのまま使える |
| ユーザー名 | ”user01” | そのまま使える |
| パスワード | ”p@ssw0rd” | そのまま使える |
ポイント: AIにコードを生成してもらう場合、この変換は自動的に行われます。自分でコードを書く場合にのみ意識してください。
フィールドカードのレイアウト
各フィールドは折りたたみ可能なカードとして表示されます。ヘッダーには3つのゾーンがあります。
- ドラッグゾーン — 並べ替え用のグリップ
- 名前入力 — フィールド名の編集
- タイミング切替 + 展開矢印 — Fixed/Runtimeの切替と詳細設定の展開
フィールドタイプ
| タイプ | 値の型 |
|---|---|
| テキスト | 文字列 |
| 数値 | 数値 |
| ドロップダウン | 選択肢 |
| ファイル | ファイルパス |
| フォルダ | ディレクトリパス |
| チェックボックス | ”true” / “false” |
| 日付 | YYYY-MM-DD |
| ユーザー名 | 文字列 |
| パスワード | 文字列(マスク表示) |
入力タイミング
Fixed(プリセット)
エディタのフィールドパネルで直接入力します。値はセッション間で保持されます。変更が少ない値に適しています。
Runtime
実行ボタンをクリックした時にモーダルで入力します。前回値の復元が可能です。毎回変わる値に適しています。
タイプ別ルール: チェックボックス、ドロップダウン、ユーザー名、パスワードは常にRuntimeになります。ファイル + Runtimeの組み合わせでは複数選択モードが利用可能です。
フィールドの追加
手動
「フィールド追加」ボタンをクリックします。
自動検出
inputs["variable_name"]を含むコードを貼り付けると、未登録の変数を自動検出します。検出された変数をクリックするとフィールドとして追加されます。
フィールドの編集
展開矢印をクリックして設定パネルを開きます。
共通設定
- フィールドタイプ
- タイミング(Fixed / Runtime)
- 複数選択(ファイル + Runtimeのみ)
タイプ別設定
| タイプ | 設定項目 |
|---|---|
| テキスト | パターン(入力形式のチェック。例: 郵便番号の形式など) |
| 数値 | 最小値、最大値、整数のみ |
| ドロップダウン | オプション(カンマ区切りで入力) |
| ファイル | 拡張子(カンマ区切り) |
| チェックボックス | デフォルトONトグル |
| ユーザー名 | なし(常にRuntime) |
| パスワード | なし(常にRuntime、マスク表示) |
パスワードフィールド: 入力値はマスク表示(●●●)され、エクスポート時にも含まれません。
フィールドの削除
削除時に確認ダイアログが表示されます。2つの選択肢があります。
- 削除してfix用プロンプトをコピー — 削除後、AIにコード修正を依頼するプロンプトをクリップボードにコピー
- 削除のみ — フィールドを削除するだけ
並べ替え
グリップアイコンをドラッグしてフィールドの順序を変更できます。順序は自動保存されます。
フィールドカードスタイル
設定画面からカードの見た目を変更できます。
| スタイル | 説明 |
|---|---|
| Border | 左色ボーダー |
| Gradient | 背景グラデーション |
| Pill | 丸型バッジ |
| Minimal | 下線のみ |
バリデーション
フィールドの値はリアルタイムで検証されます。
- 必須チェック
- 数値範囲
- 整数チェック
- ファイル拡張子
- パス存在確認
- テキストパターン(指定した入力形式)
重要: バリデーションエラーがある場合、実行ボタンは無効化されます。